切手組み合わせ計算ツール / 切手組み合わせ問題を整数計画問題として解く
2023/04/29 15:28
計算できるツールを作りました。整数計画問題ソルバである GLPK (Gnu Linear Programming Kit) を使って求める過程の解説付きです。
例えば 1,405円分(定形外1kg以内の一般書留・速達郵便)の切手の組み合わせを考えると、1円切手、84円切手、320円切手がそれぞれ1枚に500円切手が2枚の計5枚だと、最低の枚数で済むんですね。暗算で出来る、500 + 500 + 100 + 100 + 100 + 100 + 5 だと7枚だから、2枚減らせました。まぁ普通は窓口で印紙を貼ってもらうか・・・。
それから逆に最小枚数にこだわらない場合、210円切手(定形外150g以内に相当)は常備しなければいけないものでもなさそうです。63 + 63 + 84 = 210 でも代用できます。
- Wikipedia日本語版「整数計画問題」: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B4%E6%95%B0%E8%A8%88%E7%94%BB%E5%95%8F%E9%A1%8C
- Wikipedia日本語版「切手問題」:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%87%E6%89%8B%E5%95%8F%E9%A1%8C
#かつて205円切手があった頃は面白かったなー。ちょっと重い(150g)定形外用として常備していたし、2枚合わせて410円にして(特定記録+250gだっけかな?)使っていました。